2007年02月23日

スーパーアグリに新スポンサー!

Super Aguri welcomes industrial supplier : Motorsport.com
SUPER AGURI F1 TEAM ESTABLISHES LONG-TERM PARTNERSHIP WITH METRIS
02/23(Friday)  SAF1,新スポンサー獲得 : F1News
SUPER AGURI F1 TEAMはリリースを発表し,ベルギーのテクノロジー企業 「Metris」 と今シーズンのスポンサー契約を結んだことを明らかにした。同社はハードウェア設計やソフトウェア制作を得意としており,技術面からチームを支援することになる。


これでチョットは一安心!
と思ったら「ほちっ!」とワンクリックお願いします。

人気blogランキングへ

追記も読む?
posted by nonochi at 01:45 | Comment(0) | TrackBack(5) | SAF1

2007年02月19日

鈴木亜久里代表 “僕らは僕らの車を作っている!”

Honda、2007年のモータースポーツ活動計画を発表 : msnスポーツ
 Hondaは、19日、都内で2007年のモータースポーツ活動計画を発表した。F1世界選手権にはワークス体制2年目のHondaレーシングF1チームとして参戦し、またエンジンサプライヤーとしてSUPER AGURI F1チームにV8エンジンを供給するなど、様々なサポートを行なっていく。
 この会見にはSUPER AGURI F1チームの鈴木亜久里代表、さらに衛星回線を通じてレギュラードライバーの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンも参加。まだ発表されていない新車 『SA07』 が、Honda製のカスタマーシャーシとの疑いをかけられている問題に関し、鈴木代表は 「僕らは僕らの車を作っているのが現状」 と自らの正当性を主張。
HondaレーシングF1チームの和田康裕会長も 「合法的なマシンを用意できる」 と口を揃えた。

追記もあります。折りたたみにて!

亜久里代表のコメントを聞いて安心した!
と思ったら「ほちっ!」とワンクリックお願いします。

人気blogランキングへ

追記を読む?
posted by nonochi at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(3) | SAF1

2007年01月31日

マーク・プレストン Q&A

 
「2007年も進歩が続くだろう」 : F1通信
 

2007年F1シーズン開幕戦が近づき、スーパーアグリF1チームは2007年マシンを3月12日に日本で発表する。"F1 Technial" はこの発表前にスーパーアグリF1チームのテクニカル・ディレクター、マーク・プレストンにインタビューを行った。
シーズン半ばに投入されたSA06は大躍進でしたね。このような進歩が2007年も続くと考えていますか?
マーク・プレストン
「2006年の間、僕たちはSAF1チームのインフラストラクチャーと開発理念を作り出そうと頑張った。これは継続的な進歩のために重要なことだと思う。僕は各レースに少なくとも5つの新しいパーツを投入するのを目標にしていた。パーツは大きさには関係なく、パフォーマンス向上のみを考えたものだ。今年集中するのはエアロダイナミクス(SAF1チーム)、タイヤ(ブリヂストン・ポテンザタイヤとSAF1チーム)、エンジン(ホンダ)だ。これらはマシンを『速く走らせる』ための重要な部分だからね。正しい方向に進んでいることが証明されたわけだから、2007年を通してこの進歩が続くだろう」

1年前、チームはアロウズのA23シャシーをSA05にアップグレードしようとしていました。一番大変だったのは何でしたか?
マーク・プレストン
「一番大変だったのは、古いマシンを合法化するために失った30%のダウンフォースを作り出すことだった。風洞が使えたのはわずか5週間だったので、開幕戦までにエアロ部門と設計オフィスがものすごく頑張って10〜15%のダウンフォースを取り戻したんだ。大半のチームが風洞を24時間体制で稼動させていたことを考えれば、ウチのスタッフは素晴らしい仕事をしてくれたね。これは、みんなが予想していたように、ペースから7秒以上遅れるのではなく、わずが5〜6秒遅れですんだことによって成果が証明された」

開発面でマシンには制限がありましたか?
マーク・プレストン
「年末にはモノコックが制限要素のひとつになっていた。その頃にはエアロ開発の邪魔をするようになっいたんだ。それまでにかなり大幅な変更をトラックに送り込んでいた。最終戦までにはすべてがうまくまとまった。もっと軽量化できればよかったんだけど、僕たちはエアロダイナミクスとタイヤに集中していたからね」

SA06は他のチームのトレンドに従い、より狭いサイドポッドがつきました。この部分ではどのくらいの進歩があったとお考えですか? そして今後数年間は冷却の必要条件があまり変わらないことを考えれば、サイドポッドのエアロダイナミクスにはどのくらいの可能性があると予想しますか?
マーク・プレストン
「僕たちが開発した全体のパッケージのあらゆるパーツと同様、サイドポッド・エリアからどのくらいのダウンフォースが生まれたか、正確には特定できない。みんながV8エンジンの冷却にもっと自信を持つようになったら、さらに最適化が行われるだろう。そうすれば、冷却とエンジン吸気口の両方について、吸気を少なくすることができるからね。僕が言えるのは、この部分は全体的なエアロ開発パッケージにおいて重要なパーツだってことだね」

スパイカーF1がマイク・ガスコインと契約したので、このオランダのチームを負かすためにはアンソニー・デビッドソンを獲得したことが重要になってきますね。
マーク・プレストン
「マイクはリソースが許す範囲のことしかできないよ。だから、僕らが日本の本田技研との連携を強化していることと、ふたりの素晴らしいドライバーを擁していることは強みになる。アンソニーとタクが競い合うことで、チームの技術面のフィードバックや士気が高まるだろう。でもタクが昨年マシンやチームに対してどれだけ貢献したか、過小評価するべきではないね。彼はSAF1チームの理念の発展において重要な役割を果たしたし、これは2007年も続くだろう。アンソニーは2006年の金曜フリー走行を見れば、予選パフォーマンスはいいだろうね。でもしばらく本当のレースから離れていたから、もう一度レース技術を磨かなければならないかもしれない。去年のフランク(・モンタニー)もそうだったけど、いくらテストをしていてもレースは全く別物なんだ」

Special thanks to Mark Preston and Emma Bearpark



posted by nonochi at 01:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | SAF1

2007年01月30日

3月12日! 東京で!

F1Newsさんより速報が入りました。


なんと!


スーパーアグリは3月12日、


東京でSA07を発表!





F1チームが日本で新車発表するのは初めてですよ!

すばらしい! さすがはBorn in JAPAN!

期待を裏切らないスーパーアグリF1に拍手です^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^
posted by こめろんぐ at 22:49 | Comment(13) | TrackBack(6) | SAF1

2007年01月26日

さて、クリアしたの?しないの?どっち?

またまたF1Newsさんより、クラッシュテスト問題の続報です。


01/25(Thursday)  SAF1,クラッシュ・テストをパス!?

先日,SUPER AGURI F1 TEAMはFIAが定めるクラッシュ・テストに不合格となってしまったが,関係者の間では『再試験を受けてパスしたのではないか!?』と噂されている。前回の試験では後方インパクトが耐久基準値に満たなかったため,この部分を中心に改善した。チームは2月中旬の新車発表会を目指しており,煮詰めの作業を急ぐことになる。


これで一安心…なんでしょうか? 


あとは、カスタマーシャーシー問題だけだ!


(9*゚▽゚)9”ガンバレ亜久里さん!
posted by こめろんぐ at 11:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | SAF1

2007年01月25日

スーパーアグリ、10のうち9のクラッシュ・テストに合格していた

新しいスーパーアグリのマシン、ほとんどのFIAテストに合格

スーパーアグリがFIAからの承認を受けられなかったという報道があったが、実際マシンは義務づけられた10のクラッシュ・テストのうち9について合格したようだ。

日本チームの2007年マシンは、より厳しくなったフロントとリアの衝撃テストに合格している。不合格になったのは、おそらくモノコック側面の強度評価テストだけであろう。(for F1通信さん)

posted by REDFIVE R.E.H at 17:50 | Comment(0) | TrackBack(2) | SAF1

アブダビのイベントに8チームが参加表明

アブダビのF1イベント、スーパーアグリも参加(F1通信さんより)
 F1の11チーム中8チームが、来週土曜日に開催されるアブダビのイベントに参加することを正式表明している。
 おそらく各チームからF1マシンが無料提供されるこの初めてのイベントのあと、バーニー・エクレストンが2009年アブダビ首長国におけるグランプリ開催を発表すると噂されている。
 アブダビ観光局(ADTA)は23日、マクラーレン、ホンダ、トヨタ、BMW-ザウバー、スーパーアグリ、トロ・ロッソ、スパイカー、レッドブルが参加すると発表した。
 アブダビの国有企業ムバダラ社はフェラリの共同オーナー兼スポンサーなので、イタリアのチームも間違いなく参加するだろう。
 ルノーとウィリアムズの予定は不明であるが、今週エクレストンが個人的に全チーム参加を要請した。
 ADTAのシャイフ・スルタン・ビン・タヌーン・アル・ナフヤーン局長は「これは最初の発表リスト案にすぎない」と述べた。
 F1ドライバーとして、ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソ、ルーベンス・バリチェロ、ラルフ・シューマッハなどがイベントに参加する予定である。

中東アブダビで『F1フェスティバル』開催へ(Nifty F1-06さんより)

アブダビって…いったいどこ?
と思ったら「ほちっ!」とワンクリックお願いします。

人気blogランキングへ
タグ:アブダビ F1 SAF1
posted by カンジMD at 14:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | SAF1

2007年01月24日

続 報 ! SA07が…

F1−Live.com の記事によるとリアの衝撃テストが不合格だったようです。
以下、 F1−Live.com より

報道によると、SUPER AGURIの2007年度マシンがFIAのクラッシュテストで不合格となったようだ。
“SA07”と呼ばれるその新車は、2006年にHonda Racing F1が“RA106”として開発し、シーズンに参戦していたものであることから、論議を呼んでいる。SUPER AGURIはすでに、昨年の冬季テストでそのマシンを使用していた。
この報道が事実であれば、SUPER AGURIは2007年シーズン参戦に義務付けられているクラッシュテストに合格できるよう、コックピットやリア構造の修正を強いられることになる。さらに、新車発表も2月下旬まで延期せざるを得なくなるのだ。
SA07のフロント部分は合格だったものの、具体的には新しく改正されたリアの衝撃テストが不合格だったという。
チームは来月初旬にも新車を走らせたい意向を示していた。

ぬおぉぉぉぉ〜!なんとか頑張って乗り切ってくれー!
と思ったら「ほちっ!」とワンクリックお願いします。

人気blogランキングへ
posted by nonochi at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | SAF1

2007年01月23日

SA07が…

マサカ、そんなことに…

スーパーアグリの新車・SA07が、クラシュテスト不通過だそうです。

ネタ元はF1Newsさんの朝イチメールです…。

下手すると、開幕戦はSA06Bで、なんてことも…


頑張ってくれ〜!


カンジ追記:
S・アグリ『SA07』、クラッシュテスト不合格(Nifty F1-06さんより)
スーパーアグリ、クラッシュ・テスト不合格(F1通信さんより)


ぬおぉぉぉぉ〜!なんとか頑張って乗り切ってくれー!
と思ったら「ほちっ!」とワンクリックお願いします。

人気blogランキングへ

posted by こめろんぐ at 09:16 | Comment(1) | TrackBack(13) | SAF1

2007年01月18日

あくまでも…

妄想の範囲ですが…

まずは…こちらのNEWSをご覧下さい!
Telefonica goes from Renault(grand prix.comさんより/翻訳済み)
要約すると…Telefonicaはルノーから撤退すると…!

『テレフォニカ』、ルノー・チーム去る
(Nifty F1-06さんより)

Telefonicaは世界第5位の通信会社です。しかもヨーロッパで「i-mode」を展開しております。

では?どこへ行く?このマーク?i_mode.jpg

くるか?くるのか?

でも…本部はスペインなんですよね…
マクラーレンにあろんちょと一緒に行った?
行かないよね!むこうは、ぼうだふぉんだもんね!

ヨーロパヨーロッパのTelefonicaと日本のDoCoMoの合体?


くるか?くるのか?(爆)


ささ…皆さんで、よ〜く考えよ〜♪(爆)

このネタも昨日に引き続き…メンバーの
Super-AGURI 2007! Japanese power match!たかちゃんまんさんより頂きました!たかちゃんまんさん!ありがとうございました!

確かにこれなら大物だわ!
と思ったら「ほちっ!」とワンクリックお願いします。

人気blogランキングへ
posted by カンジMD at 21:47 | Comment(2) | TrackBack(1) | SAF1

2007年01月17日

スポンサーが…

消えてます!(爆)

こっ…これは…間もなくスポンサー発表の兆しでしょうか?
左下サイドバーでのスポンサー一覧と比べてみて下さい!
partner.gif
http://www.saf1.co.jp/jp/partner/index.html

アデランスないやん!
いや〜!それだけじゃないけどね…(爆)
何故か…残念!

ちなみに…目ん玉マークのあそこも撤退のようで…
ただ今、全SAF1グッズ割引セール中です!
なんと30%OFFはお得?(爆)


ちなみに、この情報は…メンバーの
Super-AGURI 2007! Japanese power match!たかちゃんまんさんより頂きました!たかちゃんまんさん!ありがとうございました!

次はいよいよ大型スポンサーの発表か?
と思ったら「ほちっ!」とワンクリックお願いします。

人気blogランキングへ



posted by カンジMD at 22:12 | Comment(17) | TrackBack(2) | SAF1

2006年11月25日

年内のテストでは…?

F1 KinderGartenさんからです。


スーパーアグリの2007年はホンダ・シャシー?
 スーパーアグリF1チームは、今シーズンの活動をこのイベントで終了し、今月末、スペインのバルセロナで始まるテストで、2007年に向けての活動を開始するが、鈴木亜久里代表は、「そこで走るのは(今日の)このクルマではない」と気になるコメント。

 そのマシンは、ホンダの2006年型シャシーか? いよいよ、スーパーアグリがホンダのシャシーを使っての2007年参戦に向けて動き出すのか。スペインのテストが注目される。

※F1キンダーガーテンでは、スペインのテストの模様を、12月6〜8日にヘレス・サーキットで行なわれれる合同テストの現地レポートを中心に、現地からの情報をお届けする予定。乞うご期待!


さらに、F1newsさんにも…
SAF1,ホンダのマシンをレンタル11/23(Thursday)
SUPER AGURI F1 TEAMの鈴木亜久里代表は,オフのテストについて
『新しい車については一生懸命にやっているし,方向性はハズしていないと思う。新車は2月くらいになるかな。ただ,オフのテストは(古いSA06では)間に合わないので,ホンダのRA106を借りてテストする。Bスペックを持ってゆくより,RA106を借りた方がよいかなと思ってネ。』
とコメントし,ホンダからマシンをレンタルしてデータ収集を行うことを明らかにした。

というNEWSが!
RA106でのテストがSA07の車作りにどこまで役に立つのかは判りませんが…
まずは、順調な滑り出しを期待しましょう!
なんでも、年内のテストは、アンソニーが受け持つようです。
さっそく、お仕事でっせ!王子!(笑)
posted by カンジMD at 13:35 | Comment(1) | TrackBack(0) | SAF1

2006年11月07日

2006年チームレビュー:スーパーアグリ

F1新参チームは18戦でゼロからヒーローにF1通信さん

昨年のこの時期、スーパーアグリは日本人の伝説のレーサー鈴木亜久里の空想に過ぎなかった。しかし数ヶ月間のスポンサーとスタッフ探しとFIAによるチャンピオンシップ参戦への追加承認のあと、チームはバーレーンで姿を現した。

スタートラインに並ぶことすら偉業であったが、倒産したアロウズチームの遺産から急造されたスーパーアグリは苦しい戦いに臨んだ。カスタマー仕様のホンダエンジン、ベテランのリード・ドライバー佐藤琢磨、経験豊富なスタッフというアドバンテージは、チームのシャシーのため無力化されてしまった。アロウズの 2002年モデルをベースにしたSA05は4年遅れのマシンだったのだ。

初戦からスーパーアグリはグリッドのペースについていくのがやっとだった。バーレーンでの佐藤の予選タイムは先頭から4秒遅れ、スーパーアグリの直近のライバル、ミッドランドからは1.5秒遅れだった。決勝ではやや改善が見られたものの、ルーキーの井出有治はメカニカル・トラブルでリタイヤ、佐藤は最下位の18位でフィニッシュした。

チームがよくなる前に事態は悪化したかもしれない。イモラのオープニング・ラップでアルバースのミッドランドをリタイヤさせるなどの一連のミスを受けて、 FIAは井出のドライビング基準に我慢できなくなり、彼はすぐに元ルノーのテスト・ドライバー、フランク・モンタニーに交代させられた。モンタニーは前任者よりもペースが速く、経験も豊富だったが、佐藤と同じくマシンの欠陥を補うことはほとんどできなかった。

新しく設計されたマシンSA06という唯一の望みがチームに弾みをつけた。予定より1戦遅れてドイツで登場したこのマシンと時を同じくして、新ドライバー山本左近がモンタニーと交代した。予選ではベテランの佐藤は、ミッドランドの間、グリッド19番を獲得してその存在を主張した。SA06は2台とも決勝で完走できなかったが、期待の持てるスタートだった。

次の2戦でも同じような当初のトラブルのためチームはなかなか進歩できなかった。そして9月のエンジニアリング・スタッフの再編成により、マーク・プレストンがテクニカル・ディレクターに就任したが、これがチームを活気づけたようだった。残り4戦でスーパーアグリのスピードと信頼性は著しく改善され、ミッドランドだけでなくトロ・ロッソにも戦いを挑み始めた。

イタリアでは佐藤はアルバースのミッドランドの前でフィニッシュし、チームの地元イベントである日本ではSA06の導入以来始めて2台のマシンが揃ってチェッカー・フラッグを受けた。中国では一時的にかつての「不安定な」佐藤が復活してシーズン2度目の青旗違反で失格となったが、ブラジルでの最終戦では、チーム全体の頑張りが突然報われることになった。両マシンとも完走しただけに留まらず、佐藤は猛烈な走りで10位フィニッシュ、山本左近はレースのファステスト・ラップ7位のタイムを記録したのである。これは素晴らしい1年の締めくくりとなった。

スーパーアグリは1ポイントも獲得できなかったが、そのデビュー・シーズンは成功として記憶されるだろう。そして短い1年で彼らが達成したことを考えれば、チームの見通しは明るいと言うほかないだろう。

2006 Team Review - Super Aguri: The Official Formula 1 Website


posted by カンジMD at 17:23 | Comment(1) | TrackBack(0) | SAF1

2006年10月30日

第18戦ブラジルGP「終わり良ければ、すべて良し」

スーパーアグリF1チーム インサイド・レースレポート by 赤井邦彦

「よくやったねぇ」というのが、スーパーアグリF1チームの苦労と努力を知る誰もが抱いた感想だ。それはほとんど奇跡に近い荒技だったように思う。資金繰りに苦労し、壁にぶつかり、それでも見切り発車をしながら途中で見事に電車を正しい路線に乗せた。途中駅で何度止まるかと心配しながら……。
 1950年に世界選手権が始まって以来、100を超えるチームがF1グランプリにエントリーしてきた。しかし、そのうちのいくつかはあっという間に姿を消し、中にはエントリーだけでスターティンググリッドに付けないところさえあったし、14ものチームがたった1レースを戦っただけで姿を消した。
 F1グランプリはかくも魅力的な世界であると同時に、かくも厳しい世界である。今や自動車メーカーが主流を為すこの世界で、プライベートチームが生きていくのは並大抵のことではない。ホンダの支援を受けているとはいえ、スポンサーを見つけてチーム運営をするのは自分たち。その点を考えると、スーパーアグリのスタッフは本当によくやったと感心する。
 それも、ただ生きながらえたというだけではない。初年度の苦しいシーズンを経験しながら、スーパーアグリは確実なステップアップを成し遂げてきた。それは、シーズン序盤におけるトップチームとのタイム差が、シーズンを終わる時には非常に小さくなっていたことで理解できる。それは、紛れもなくスーパーアグリの進化の形跡だ。
 そして、1年の最後を締めくくる重要なレース、ブラジルGPがサンパウロ市郊外のインテルラゴス・サーキットで開催された。そこでスーパーアグリが遭遇したモノとは……。

 まず、金曜日の練習走行で、第3ドライバーのフランク・モンタニーが素晴らしいタイムを記録したことを伝えるべきだろう。モンタニーのタイムは1分13 秒792で、なんと8番手。これはトップタイムを出したアレックス・ブルツ(ウィリアムズ)のタイムからわずか1秒あまり遅いだけ。このタイムを見たチームの関係者は、SA06Bがここにきてかなり高い戦闘力を発揮できるようになってきたことを確認した。この先もっとレースがあればいいのにと内心思ったはずだ。それほどSA06Bは快走ぶりを見せたのだ。
 実は、モンタニーはこのレースがスーパーアグリで働く最後のレースだった。今年はレースにも出場し、第3ドライバーとしても素晴らしい働きをした。それが認められて、来年はトヨタの第3ドライバーに抜擢されたのだ。スーパーアグリのように実戦デビューの可能性は低いが、明るい未来が見えてきたということでもあるだろう。
 だが、レギュラーのドライバーにはちょっと不満が残ったようだ。この練習走行に関しては、モンタニーはタイヤ選択よりもタイムを重視したため、タイヤ選択という仕事が彼らに残った。ただし、今回ブリヂストンが持ち込んだタイヤは、オプション、プライム共に素晴らしく高性能で、レギュラードライバーがタイヤ選択に迷う姿はなかったのが救いだった。
 土曜日の予選では、Q1で佐藤琢磨が1分13秒269、山本左近が1分13秒357と、好調ぶりを見せつけた。このタイムはこれまでの予選で最も直近のライバル(スパイカーMF1)に近かった。そればかりではなく、レッドブルのデイビッド・クルサードにわずか0秒02しか離れておらず、SA06Bの進化が顕著だったことを証明した。ただ、残念だったのはQ2、Q3に進めなかったことだ。だが、決勝レースに向けては、ふたりとも自信たっぷりだった。
 決勝レースは、週末のそれまでの流れがフロックではなかったことを見事に証明した。スタートから果敢に攻めて、70周のレースがフィニッシュしたときには琢磨が10位、左近は16位だった。琢磨の10位はこれまでのスーパーアグリの最高位。左近は2度目のピットイン時に十分な給油が出来ておらず、予定外の3度目のピットインを強いられた。その結果が16位で、もし3度目のピットインがなければ、もう少し上位でレースを終えていたはずだ。
 それが証拠に、左近のレース中の第2セクターのベストタイムは、優勝したミハエル・シューマッハーが記録した総合ベストタイムの36秒475に、わずか 0秒15遅いだけの36秒629で2位の好タイムだった。琢磨も総合8位。これは、SA06Bの性能が確実に向上した結果だ。
 レース後、ふたりのドライバーは満面に笑みをたたえて、次のように語った。
「レースをしたという満足感でいっぱいです。スパイカーとだけでなく、レッドブルのクルサードとも対等に争えました。彼を抜いたのはエキサイティングでしたね。サイド・バイ・サイドで走ったし、とにかくレースができたということです。でも、スピードはまだ不足気味でした。もう少しストレートスピードがあれば、もっと上位を狙えたと思います。タイヤは最高。やったー! という感じですね。今年を表現すると、大冒険、この言葉がぴったりだったと思います」(佐藤琢磨)
「最後まで全力で走れました。ライバルとバトルをすることが出来たのは良かったですね。このレースで100%の力を出したいと思っていましたから、それができて幸せです。給油の問題で余分にピットインをしなければいけませんでしたが、それがなければもっと上に行けたと思います。最後は予選と同じタイムで回れました。セクター2のタイムはシューマッハーとほとんど同じタイムが出せた。これは本当にうれしかった。これが今年最後じゃなく、もっとレースがあればいいのにと思いますね」(山本左近)
 そして、チーム代表の鈴木亜久里は、2台のSA06Bの速さに驚いたと言う。
「何であんなに速かったんだろう? 驚くよね。バーレーンから考えるとまるで夢のようだよ。今日の琢磨は神懸かり的に速かった。レース中、エンジニアはプッシュ、プッシュって言い続けていたけど、ふたりともそれによく応えてくれた。やっとレースができたっていう感じだ。大変だったけど、やってきて良かったと思っている。素晴らしい満足度だね。これを来年に続けなくては」
 終わり良ければ、すべて良し──。

SAF1 Official Websiteより
posted by カンジMD at 02:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | SAF1

2006年10月23日

2006年ブラジルGP 日曜日 決勝



2006年ブラジルGP 日曜日 決勝

佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-03)
10位 走行周回数:70 最速ラップタイム:1:13.401

山本左近
カーナンバー23 (SA06-04)
16位 走行周回数:69 最速ラップタイム:1:13.379

T-Car SA06-02

天気=晴天(湿度54-60%) 気温=22.5-25℃ コース路面温度=31-46℃

SUPER AGURI F1 TEAM は、シーズン最終戦で今年最高の結果を残すことができた。今日、サンパウロで2006年F1シーズンがフィナーレを迎え、佐藤琢磨がエキサイティングなブラジルGPを10位でフィニッシュ。チームメイトの山本左近も16位でチェッカーフラッグを受け、SAF1チームは2台揃ってのフィニッシュを果たした。手に汗握るシーズン最終戦で、左近と琢磨はそれぞれレースの7位と9位のファステストラップを記録している。こうして、SAF1チームの初シーズンは幕を閉じた。

佐藤琢磨
「本当に素晴らしい結果だ。鈴鹿のぼくたちのパフォーマンスに引き続き、これ以上のものは望めない。今回も素晴らしいチームの努力の成果だったと思う。メカニックもピットストップでよく頑張ってくれた。マシンの仕上がりも最高だったし、本当に楽しむことができた。レースのスタートでは他のマシンとサイド・バイ・サイドでコーナーに入り、レッドブルとスパイカーを抜けたし、セーフティカーが入った後は本当にプッシュすることができて、トロロッソの2台をオーバーテイクできた。最初から最後までレースを戦うことができて、本当に楽しかった。チームに心から感謝したい。長く厳しいシーズンだったが、最後のレースを10位で完走できてとてもハッピーだ」

山本左近
「最初に、ぼくを常にサポートしてくれたみんなに感謝したい。レースのスタートからフィニッシュまでプッシュして走ることができた。最後の方は予選と同じぐらいのスピードでプッシュして走っていたし、スパイカーとはレースの最後まで戦うことができた。頑張ってくれたSAF1チームのメンバー全員に感謝したい。本当に素晴らしいマシンだった。シーズン最後にレースを最初から最後まで楽しむことができて、最高の気分だ」

鈴木亜久里 チーム代表
「SAF1チームの2台がレースを完走し、琢磨が10位でフィニッシュしてくれて、今日は本当にうれしい。チームにとっては、驚くべき素晴らしい結果だ。琢磨のラップタイムはとても速く、安定していたし、ピットストップではメカニックが最高の仕事ぶりを見せてくれた。シーズンを終えるにあたってはパーフェクトなレースの結果だったと言える。今後は来年に意識を集中し、もっと強くなって戻ってきたいと思う。みんな、おめでとう」
AUTODROMO JOSE CARLOS PACE, INTERLAGOS
22/October/2006

SAF1 Official Websiteより
posted by カンジMD at 11:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | SAF1

2006年10月13日

なんと井出っちが…?

SAF1ファンミーティング@鈴鹿にて!

なんとTRTメンバーから2人が潜り込み(見事当選!)現場の様子を伝えてくれております。
みなさん、ちぇけらー!(笑)

鈴鹿を楽しむ(1) 「それぞれのココロとカタチ/beachさん」
SAF1ファンミーティング@鈴鹿「F1-type☆/sugaoさん」


大変貴重なレポートを!ありがとうございます。
posted by カンジMD at 12:23 | Comment(0) | TrackBack(1) | SAF1

2006年10月11日

スーパーアグリF1チーム インサイド・レポート by 赤井邦彦

第17戦日本GP「パーフェクトレース」

F1日本グランプリが鈴鹿サーキットで開催されて20年。そして、鈴鹿最後の日本グランプリ。サヨナラを言うために集まった観客は土曜日が14万3000人、日曜日が16万1000人。信じがたい数字だが、実際にはもっと多かったのではないかと思えるほどだ。近くの稲生駅からサーキットまでの2kmの道に延々と続く人の波。ホンダの帽子、トヨタのシャツ、そして一番多かったのがスーパーアグリの帽子やシャツを着た応援団だ。

スタンドには応援の垂れ幕が並ぶ。”Go! Go! Takuma!” “We Love You Sakon” “Takuma Go For it!” “Go Super Aguri!” “頑張れ!佐藤琢磨”……今年の日本GPは、まるでスーパーアグリ・チームのためにあったようなものだ。本当にそう感じる日本GPだった。
「よく、ここまで来た」というのが、鈴木亜久里の偽りない気持ちではないか。「はちゃめちゃに忙しかった。でも、我々は何とかやっている」というのが、日本サイドのAカンパニー代表の秋田史人の気持ちではないか。「よーし、どこまでもやるぞ!」というのが、スーパーアグリF1に関係している全員の思いではないか。その気持ちがエネルギーになって、1年間をたたき続けてきたのだ。

 そして、いよいよ母国・日本での戦い。「このレースのために1年間やって来たようなもの。レースとしては18戦の中の1戦だが、僕の中ではこの戦いがすべて」と鈴木は言う。ふたりのドライバー、佐藤琢磨も山本左近も同じ気持ちだろう。ふたりは子供の時に鈴鹿サーキットでレースを見て、レーシングドライバーになることを決めた。鈴鹿サーキットでのレースを通して成長してきた。そして夢に見続けたF1グランプリに進出し、鈴鹿サーキットに凱旋してきたのだ。「これまで応援してきてくれたファンに、最高の走りをプレゼントしたい」とふたりは口をそろえた。
 ところが山本にとれば、予選は予想もつかない出来事に翻弄された。タイムアタックに出た周、ヘアピンでミス、エンジンを止めて一巻の終わり。タイムなしで最後尾からのスタートになった。
「オーバースピードでした。ブレーキがロックして修正している間にエンジンを止めてしまった」と、山本。悔やんでも悔やみきれない。ヘルメットを被ったままコース脇に座り込んで、涙を流した。初めての母国のグランプリ。山本の緊張が手に取るように分かった。
 一方の佐藤は快調だった。スパイカーのモンテイロを出し抜いて20番目のグリッドをものにした。その時のトップタイムを出したフェラーリのフェリペ・マッサに遅れること3秒。シーズン序盤に6秒あった差は、1年間で半分に減ったのだ。しかし、佐藤は満足はしていない。「スピードが足りない。でも、レースコンディションでは強いはず。日曜日が楽しみだ」

 日曜日も快晴で明けた。秋の風が吹く。午後2時からの決勝レース前に、往年のF1マシンが大観衆の前で走った。ゲルハルト・ベルガーがマクラーレン・ホンダを、イヴァン・カペリがレイトンハウスF1を、そして鈴木亜久里がラルースF1を走らせた。鈴木はそのクルマで1990年の日本グランプリで3位に入賞、表彰台に初めて立った日本人ドライバーの栄誉を持つ。もうひとり、表彰台に立った日本人ドライバーは佐藤琢磨。2004年のアメリカGPが舞台だった。
 決勝レースは、琢磨も山本も懸命に走った。琢磨はスタートでドーンボスのレッドブルを抑え、それからはモンテイロのスパイカーと対等な勝負をした。燃料を補給した後ではトロロッソと戦い、1周遅れながら15位で完走した。山本はピットでのトラブルもあり、3周ほど遅れたが、それでもドライレースで初めて完走した。
「ファンの声援が最大のサポートだった。終盤、ゴールまであと何周残っているか、カウントダウンしながら走った。残念なこともある。20年間日本グランプリを開催してきた鈴鹿サーキットでのレースがなくなることだ。でも、その最後にグランプリでふたり揃って完走できたのは非常に嬉しい」と、琢磨。
 鈴木亜久里も、「声援を送ってくれたファンのみんなに、ありがとうと言いたい。みんなの前で2台完走はパーフェクトな結果と言いたい。みんな、ありがとう」と、締めくくった。

 鈴鹿のF1グランプリが終わっても、スーパーアグリのF1はまだ、始まったばかり。今年はまだブラジルが残っている。ブラジルのレースはいつも波乱にとんだレースになる。スーパーアグリの1台がポイント圏内でゴールしないとも限らない。わずかな可能性だが、その可能性を求めて突っ走るしかないだろう。
SAF1 Official Website より
posted by nonochi at 01:21 | Comment(0) | TrackBack(1) | SAF1

2006年10月08日

F1日本GP決勝

ネタばれ注意!


本日午後、鈴鹿サーキットでF1日本GP決勝が行われました。

結果を折りたたんで表示します。

ミハエルの鈴鹿ラストランはどうだったのか? アロンソとの対決はいかに?
そして、琢磨のオーバーテイクショーは炸裂したのか? 左近は無事に完走したのか?

結果を知っている人も知らない人も、どうぞ!
F1Racing.netより、決勝結果!
posted by こめろんぐ at 20:11 | Comment(0) | TrackBack(3) | SAF1

2006年10月07日

F1日本GP予選結果!

ネタばれ注意!

本日午後、鈴鹿で日本GP予選が行われました。結果を折りたたんで書きます。

さて、我らがスーパーアグリの第一ピリオド突破はどうだったのか!?



結果を知っている人も知らない人も、どぞ!


F1Racing.netさんより、予選結果!
posted by こめろんぐ at 16:06 | Comment(0) | TrackBack(5) | SAF1

2006年10月05日

スーパーアグリF1チーム インサイド・レポート by 赤井邦彦

第16戦中国GP 「鈴鹿へ向けての上昇気流」
9月8日のイタリアGPでヨーロッパ・シーズンが終了した。スーパーアグリF1チームにとれば、楽しくも苦しい初シーズンだった。
「何とか無事にヨーロッパ・シーズンを終えました。ここまでの道は長かったようでもあり、あっという間のようでもありました。ヨーロッパを発てば、いよいよ最終3戦。中でも中国と日本は重要なレースです。特に、日本GPは母国でのレース。そのレースのために1年戦ってきたようなものですから、感慨はあります。さあ、頑張りますよ」
 鈴木亜久里代表はイタリアGPが終了したモンツァ・サーキットでアジア2連戦に向けて、こう気持ちを語った。最も重要な日本GPを心おきなく戦うには、その前にある中国GPを気持ちよく終えねばならない。そこでの調子いかんで日本GPの内容が決まると考えてもいいからだ。
 スーパーアグリF1チームはイタリアからアジアのレースの間に、チームの本拠地があるイギリスのシルバーストーン・サーキットでテストをこなしてきた。佐藤琢磨と山本左近が参加して、ふたりで合計207周、距離にして1055kmを走り込んだ。このテストは今シーズン最後の本格的なテストだ。中国と日本のレースに向けてタイヤ選択を行い、新しい空力パーツをトライした。テストは非常に順調だった。ふたりのドライバーは自信を持ってテストを終えた。
「貴重なデータが取れました。クルマの信頼性の高さも把握できたし、自信を持って中国、日本に行けます。あ、帰れます、かな」と、琢磨は微笑んだ。
 その好調な雰囲気がチーム全体のモチベーションを上げたのかもしれない。上海サーキットに入って1日目・金曜日の練習走行で、第3ドライバーのフランク・モンタニーが快走、なんと7番手のタイムを刻んだのだ。スーパーアグリにとって、金曜日とはいえこの高順位は大きな支えになった。モンタニーのテストドライバーとしての実力は折り紙付きだ。予選、決勝レースに向けてのセットアップも、いくつも用意されたブリヂストンのタイヤから上海サーキットに最適のものを選ぶ仕事も非常にうまくいった。モンタニーがこなした周回は45。「良い気分で走れたよ」と、長身のフランス人ドライバーは言う。
 ところがふたりの日本人ドライバーはモンタニーほど幸せではなかったようだ。琢磨はギヤボックスにトラブルを抱え、左近はハイドローリックトラブルに襲われた。そのために、モンタニーのテストの結果はより重要度を増したことになる。

 土曜日の予選は、ウエット・コンディションからドライ・コンディションへと変化する、めまぐるしいものになった。だが、新生のチームにとればこうした条件こそ大歓迎。琢磨は果敢に攻めてなんと16番手のタイムを記録したのだ。本来なら、この順位だとQ2へ進める。だが、琢磨にはすでにエンジンを交換しており、グリッドは10番下がる。いずれにせよ、苦しいレースになることは目に見えている。とはいえ、実際に叩き出したタイムはトップから3秒しか離れていなかった。シーズン序盤の6秒差がここまで縮んできたのは、スーパーアグリ全員の寸暇を惜しんでの努力の賜に違いない。左近の予選もグリッド21番と最後列ではあったが、最高スピードは時速302キロと全体の11番手を記録した。
 ただ、問題はもうひとつあった。それはスーパーアグリだけの問題ではなく、ブリヂストン・タイヤを履くチーム全部の問題だった。ウエットタイヤの温度の上がりが遅く、またグリップが思ったより良くなかったのだ。それは、予想を下回る気温、路面温度のせいでもあったが、ライバルのミシュランは好タイムを出しており、タイヤ性能の差と言えた。決勝レースの天候が、成績に大きく影響することは明白だった。

 さて、決勝レースはドラマ満載と呼んでもいいレースだった。午前中、上海サーキットは激しい雨に襲われて、コースは完全に濡れそぼった。しかし、スタート前にはその雨が上がった。だが、コースはまだ濡れている。チームは苦しいタイヤ選択を強いられることになった。
 スーパーアグリの2台は、他チームのクルマと同様に浅溝のウエットタイヤを履いてレースをスタートして行った。ブリヂストンの技術者は、次のように説明する。

「うちの浅溝ウエットタイヤは、少ない雨、乾き始めたコースには強みを発揮します。ですから、早くコースが乾いてくれるのを望んでいるんですが……」
 その望みは天に届いた。レースが進むに従って走行ラインが乾き始め、ブリヂストン勢は急激に順位を上げ始めたのだ。しかし、スーパーアグリの2台にとれば、苦しい戦いは変わらなかった。乾き始めたラインはクルマ1台分ほどの幅しかなく、うまくそこを走行出来ればいいのだが、速いクルマが来ると青旗が降られ、琢磨も左近もラインを譲らなければならない。
 左近は青旗無視でドライブスルーペナルティを食った。これは大きな痛手だが、彼と彼のスタッフはもうひとつのミスジャッジを犯した。乾き始めた路面を見て36周目にドライタイヤに履き替えたのだが、時期尚早だったのだ。まだドライタイヤには厳しい状況で、ラップタイムは急激に低下した。
 琢磨は39周目にドライタイヤに履き替えた。これはまさにピタリとはまった。そして、彼はなんと14位という過去2番目に高い順位でレースを走り切ったのだ。左近も苦労しながら17位完走。2台揃っての完走に、鈴木亜久里は疲れも吹っ飛んだ様子だった。
 だが、レースが終了して数時間後、チームにとれば最悪の結果がFIAからもたらされた。琢磨が青旗を無視したとしてレースから除外される結果になったのだ。彼はレースを通してニック・ハイドフェルドのBMWザウバーをブロックした、と言われた。この厳しい制裁は、琢磨が以前同じ理由で執行猶予の裁定を受けていたために、今回のレースで採択されたのだ。
 しかし、苦痛はそれほど長く続くものではない。一晩寝たら、すっかり新鮮な気分になって次のレースに照準を合わせるのだ。そう、次のレースこそ、スーパーアグリF1チームにとって今年一番重要な日本グランプリだからだ。

SAF1 Official Website より
posted by nonochi at 18:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | SAF1

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。