2006年09月28日

SAF1、新スポンサー獲得!




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BEAMS、SAF1をスポンサード!


SUPER AGURI F1 TEAM Partner

頼むぞ!アグちゃん2B号!
posted by REDFIVE R.E.H at 12:38 | Comment(2) | TrackBack(2) | SAF1

2006年09月20日

鈴鹿GP開催を正式に断念…

とうとう、残念なニュースが確定しました。

F1Newsさんより速報ニュースです

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09/20(Wednesday)  鈴鹿サーキット,F1開催を正式に断念

三重県・鈴鹿サーキットは,これまでFOAと続けてきたF1開催交渉をいったん終了し,来シーズンのF1開催を正式に「休止」することを明らかにした。鈴鹿関係者はFOAのB・エクレストンと粘り強い交渉を続けてきたが,FIAが来シーズンの開催を全18戦としたことで,事実上の開催枠を失うこととなった。
なお,来シーズンからは静岡県・富士スピードウェイが日本GPを担当し,富士の麓で新たな歴史を作ってゆくことになる。
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最後の鈴鹿で、頼むぞ! あぐちゃん2B号!
posted by こめろんぐ at 15:36 | Comment(2) | TrackBack(2) | SAF1

2006年09月13日

スーパーアグリF1チーム インサイド・レポート by 赤井邦彦

第15戦イタリアGP「次のハードル」

 スーパーアグリF1チームの代表、鈴木亜久里の表情はここ数レース曇りがちだ。それも無理もない。ドイツGPから新車SA06を投入して以来、クルマの信頼性不足に悩まされているからだ。どこで歯車がかみ合わなくなったのだろう? 亜久里代表のコメントも重い。
「SA06を投入してから、苦労している。こんなはずじゃなかった。パフォーマンスも少しは上がったが、信頼性が低下している。こんなに次々と壊れるようじゃ、いかんともし難いね」
 9月8日金曜日、鈴木亜久里は46歳を迎え、チームのホスピタリティでささやかなバースデイ・パーティーが行われた。ケーキを前に亜久里の表情は久しぶりに明るかった。
 金曜日は、スーパーアグリF1チームにとって最も充実した日だ。結果からそう言うのではなく、充実した日にすることができる、という意味だ。なぜなら3 台のSA06を走らせて、積極的にデータ収集をし、開発に繋げられるからだ。もちろん佐藤琢磨と山本左近のふたりは、その日に続く予選、決勝レースを見据えてのマシンのセットアップに余念がないが、3台目を走らせるフランク・モンタニーはテストドライバーとして基本的なデータ収集やマシン開発を行う。モンタニーのテストドライバーとしての実力は相当高く、チームのエンジニアの信頼も厚い。だが、モンツァの金曜日はトラブルに見舞われて、モンタニーもフラストレーションが溜まった。
「僕は金曜日にたった2時間しか走れない。その短い時間内に多くの仕事をしなければならないが、今回はまったくそれができなかった。午前中にはトラブルが次々と出て、ほとんど走れなかったと言っていい。午後も小さいトラブルが出て、結局予定したプログラムはこなしきれなかった」
それでも、明るい話題もあった。2回目のフリー走行で1分24秒943という10番手好タイムを記録したのだ。トップタイムを出したBMWザウバーのセバスチャン・ベッテル(1分22秒631)から2秒3遅れただけだった。
「このタイムには満足だが、とにかく走行時間がトラブル解決に費やされるのは辛い。もっと走りたい」(モンタニー)
 トラブルに見舞われたのはモンタニーの3号車だけではない。佐藤琢磨も山本左近も同様だ。琢磨は「先週のモンツァテストから走り込んでいるのに、相変わらずトラブルが出る」と言う。左近は2回目の走行でトランスミッショントラブルに遭い、最後の20分間を無駄にした。とにかく、この多発するトラブルを何とかしなければいけない。
 土曜日は琢磨と左近のふたりに仕事が託される。ふたりのドライバーは午前中は好調にラップを重ねた。
「午前中はレースを想定してロングランを行った。マシンの調子はまずまず。しかし、一発の速さにはまだ少し不安が残る」と琢磨。その言葉を裏付けるように、午後の予選になるとどうしても今ひとつスピードが乗らなかった。
「テストでは手ごたえを掴んでいたのに、今日はどうしてもスピードが乗らなかった。マシンの性能は100%引き出していると思っている」
 この琢磨のコメントがすべてを表している。マシンの絶対的な性能が低いということだ。まだまだ改善の余地がある。予選タイムは1分24秒289。結局Q1のバリアを破ることはできなかった。グリッドは21番手。最後列だ。
 一方の左近は琢磨と比べるとさらに状況は悪かった。予選が始まって2周目に左リヤタイヤがパンクした。原因はタイヤの切断。縁石に乗り上げたときに切れたのかもしれない。まだタイムアタックを始める前で、1分26秒001のタイムでは到底Q2には進めない。グリッド最後尾に着くしかなかった。不運と言えばそれまでだが……。ただ、琢磨のタイムはQ1でトップタイムを出したミハエル・シューマッハーに遅れること、わずか2秒5あまりだった。
「トップとの差は確実に縮まっている。マシンのパフォーマンスが向上している証拠だ」と、亜久里は分析した。

 決勝レースはまたしても厳しいものになった。ピットから出てスターティンググリッドに向かう琢磨のSA06をハイドローリックトラブルが襲った。すぐさまピットに戻り、スペアカーに乗り換えたが時間切れ。スタートはピットレーンからになってしまった。ここで残された戦略は1回ストップ作戦だ。多目の燃料を搭載して、重いjマシンをスタートさせた。
「それでも序盤は好調だった」と琢磨は振り返る。「重いマシンだったが、それなりにいいペースで走ることができた。前を行くミッドランドを追い掛け回した。でも、20周ほど走ったところでシャシーに問題があることがわかった。ラップタイムが突然2秒ほども落ちてしまった」
 強烈なダウンフォースがマシンにかかってきたのだ。ピットに戻り、タイヤ交換をして出ていくが、問題は直らない。それでも琢磨は最後まで走りきった。マシンと格闘しながらのレースは体力的にも精神的にも大きな苦痛だったが、それを乗り越えることで得られる喜びは何物にも代えがたいことを琢磨は知っているのだ。結果はトップから2周遅れの16位完走だった。
「レース後に調べたら、クルマのフロアが剥がれていました。そこから空気が入って、クルマは大きなドラッグに行く手を阻まれていたんですね。ラップタイムが急激に落ちた理由はそれでした」と琢磨。フロアの剥離は以前にも起こったトラブルだ。チームの力不足はこんなところに出てきてしまうのだ。
 左近は好スタートを切ったが、数周したらギヤボックスにトラブルが発生した。それはすぐに解決できたが、15周を過ぎたあたりでまたしてもハイドローリックトラブルに見舞われた。ピットのテレメトリーにそのデータが送られ、エンジニアはすぐに左近をピットへ呼び戻した。18周を走りきったところでリタイアになった。
「琢磨はよく頑張ってくれた。左近はまたトラブルで完走できなかった。すまないことをした。しかし、手を休めている暇はない。残りは3レース。我々のホームレースとも言える日本グランプリも控えている。来週のシルバーストンのテストはSA06改良の最後のチャンスだと思って臨む」
 鈴木亜久里の覚悟が、その言葉に窺えた。

SAF1 Official Website より
posted by カンジMD at 05:15 | Comment(0) | TrackBack(1) | SAF1

2006年09月01日

モンツァでのテストが終了!

様々なトラブルを抱えながらもなんとか無事にモンツァでのテストが終了したようです。

詳しくは…
←Nifyy F1さん
←F1通信さん

メカニックスタッフも2交代制で頑張ったようですね。
ん〜、どのチームももちろん頑張っているのでしょうが…
今年、初参戦のSAF1チームにはぜひとも鈴鹿にむけて良い結果が出てくれることを祈るばかりです。(笑)



posted by カンジMD at 16:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | SAF1

2006年08月31日

モンツァ・テスト2日目

「レースにむけてちゃんとした準備をするのは初めてなので、今回は我々にとって重要なテストです。また左近はSA06の新しいフロント・サスペンションをつけて初めて走ることができました。明日の実りある最終日が楽しみです」

↑このコメント泣かせた!(笑)

詳しくは、
スーパーアグリ、モンツァ・テスト2日目」/F1通信さんへ!
山本左近/スーパー・アグリは67ラップを周回」/Nifty F1さんへ!

左近!がんばれ!
posted by カンジMD at 13:18 | Comment(0) | TrackBack(1) | SAF1

貧乏暇なし!?

No breaks for Super Aguri: F1 Technical
ほとんどのF1チームは8月の3週間の中断中に夏休みをとったが、スーパーアグリF1チームはSA06の最新の開発を完成するために全力で働いていた。7月のドイツGPで新マシンを導入して以来、チームはレース毎にアップデートを行っている。ハンガリーでは新しいエアロ・パッケージを装備し(佐藤琢磨は13位でフィニッシュし、これまでで最高の結果となった)、先週のトルコでは新しいフロント・サスペンションが投入された。

サスペンションのゼロ・キール・レイアウトの目的はひとつ、つまり、最新のブリヂストンのパフォーマンスを最大にすることである。チームのリーフィールドにあるファクトリーで行われたコンピューター・シミュレーションによると、パフォーマンスが大きく向上することが示されたが、これは厳しい試練となった。うねりのあるイスタンブール・パーク・サーキットは、システムを最初にテストするには最も難しいトラックのひとつであった。

チームの技術最高責任者であるマーク・プレストンは「イスタンブール前にシステムをテストできればよかったのですが」と言う。「でも夏のテスト禁止のため、それができませんでした。だから初めてのトラックに持ち込まざるをえなかったんです」

今年初めて、チームは金曜日に3台のSA06マシンを走らせた。フランク・モンタニーがドライブしたサード・カーは、木曜日から徹夜で完成された。モンタニーとレース・ドライバーの佐藤と山本左近は、1時間のフリー走行セッション2回で合計82周を完了した。

午後には、モンタニーは1分30分491秒を記録した。これは16番目に速いタイムであり、ブリヂストンをはくウィリアムズの3台よりも速かった。素晴らしい前兆だった。そしていつもは無口な鈴木亜久里も「とても嬉しい」と述べた。

チームのエンジニアは、土曜日午前中のフリー走行でさらに進歩する前に、金曜日に徹夜でデータを分析した。しかし、週末がよかったのはそこまでだった。予選になると、高いトラック温度(46℃)がマシンのバランスを混乱させ、佐藤も山本も午前中のフリー走行で出したタイムを上回ることができなかった。

鈴木は土曜夜に「マシンは潜在能力を示していますが、マシンのセットアップを見つける時間がありませんでした」と述べた。

決勝では、佐藤はオフ・ラインから数台をオーバーテイクしたが、最初のコーナーの混乱に巻き込まれた。彼はよろよろとピットに戻り、メカニックがマシンを修理して、SA06に対する理解を深めるため16周遅れでレースに復帰した。

山本は最初のコーナーを無傷で切り抜け3周までに14位まで順位を上げ、これまでで最も競争力のあるF1での走りを見せた。しかし23周目にターン1でスピンしてエンストし、リタイヤした。

鈴木は「今日はいいレースができませんでした。しかし、勇気づけられる要素もあります。タクはレースに復帰して貴重なデータを集めたし、左近はスピンするまで貴重な経験を積みました」と述べている。

今週チームはモンツァに向かい、9月10日のイタリアGP前までSA06のテストを継続する。
F1の弱小チームにとって休む暇はない。

posted by nonochi at 03:03 | Comment(0) | TrackBack(1) | SAF1

スーパーアグリF1チーム インサイド・レポート by 赤井邦彦

第14戦トルコGP「次へ向けての第一歩」

 ハンガリーGPが終了して、3週間の夏休みがあった。F1グランプリの仕事に従事している人にとれば、久々に家族とゆっくり過ごす時間が持てることになる。それぞれの夏休みだ。鈴木亜久里チーム代表は日本に帰って、自身が率いるARTAプロジェクトが主催するARTAジュニアカートサマースクールに顔を出した。これは「世界に通用する日本人ドライバーを育成する」ことを目的に展開されている同プロジェクトの活動の一環として、毎年開催されているカートイベントだ。
 例年同様、子供たちを集めてのカートスクールはツインリンクもてぎで2日間にわたって行われた。週末にはカートレースも行われ、カートに関する何でもありのイベントウィークとなった。真夏の暑い空の下、大勢の子供たちを中心に大いに盛り上がった。週末にはカートレースにも出場した亜久里代表は、「久しぶりにF1グランプリから離れて、息抜きができた。子供たちの楽しそうな顔を見ていると、みんなで一緒にF1に行きたいなあと思ったね」と新鮮な気持ちを吐露している。

 一方、イギリス・リーフィールドにある工場では、夏休み返上で仕事が行われていた。それは、ドイツで投入したSA06の完成版マシン、Bスペックの仕上げが必要だったからだ。SA06はドイツGPで投入されたが、実はフロントサスペンションは旧型のままだった。フロントサスペンションも新しいものを入れて、初めてSA06は完成するのだ。そのサスペンションが最高の性能を発揮してこそ、SA06の実力がわかるというものだ。それをここトルコでとチームは作業を進めていたのだ。その結果、1台の完成版SA06Bスペックが完成、イスタンブールに持ち込まれることになった。
「次のモンツァテストでこの仕様をしっかりとテストしたかったので、トルコには1台だけ持ち込んだ」と、亜久里代表。イスタンブールに持ち込まれたBスペックは佐藤琢磨が使う。そこで、このレースからサードドライバーとして金曜日に走行することになったフランク・モンタニーが、新しいフロントサスペンションを装着したマシンで走行し、様子を見ることになった。そこで期待どおりの性能が出ていれば、土曜日から佐藤琢磨のマシンに取り付けられて走ることに決まった。結果はどうだったか? モンタニーに尋ねてみよう。
「マシンの到着が遅れて、メカニックは徹夜で作業をしてくれた。感謝している。それに走った感じもいい。しかし、走ったのはたった2時間だし、午前中はトラブルが発生して十分走り込めなかったから、正確な答えを出すのは難しい」
 モンタニーは金曜日に午前、午後をあわせて38周走った。距離にして約200km。これではまだ評価するのは難しいだろう。しかし、少しでもいい感触が得られれば、試さない手はない。ましてや、旧型サスペンションを取り付けたSA06を走らせる意味はどこにもないからだ。佐藤琢磨は土曜日には自分のマシンにその新型フロントサスペンションを取り付けて走ることになった。土曜日には琢磨がSA06Bスペックをドライブしたが、いきなりトラブルが発生した。琢磨が振り返る。
「いきなり挙動がおかしくなったので、ピットに戻ったんです。そしてジャッキでマシンを持ち上げたら、フロアの前半分が垂れ下がっていたんです。やけに足元が涼しいなあと思ったんですよ。顎ががくって落ちましたよ。それを見たメカニックの顎も落ちてました」
 冗談でかわした琢磨だが、これは一大事。結局、十分走り込めないままに予選を終え、琢磨は最後尾(1分30秒850)、旧型サスペンションの山本左近はその前の21番手だった。一時、追いついたと思っていたミッドランドにまた少し離された感じだ。

 決勝レースは、スーパーアグリF1チームにとって、決して満足できるものではなかった。土曜日のトラブルを何とか克服した琢磨は、SA06Bスペックの実戦テストを兼ねてスタートしたが、その努力はスタート直後の多重クラッシュで消滅してしまった。フィジケラのスピンが引き金となった、このマルチ・パイルアップに琢磨のSA06も巻き込まれてしまったのだ。
 壊れたSA06の修理のためにピットに戻って来た琢磨。しかし、傷は深く、修理には16周分もの時間がかかった。その修理を終えてレースに復帰、最後まで走り通したが、残念ながら周回数不足で完走にはならなかった。琢磨は「今回はトラブルやアクシデントに巻き込まれて、SA06の本来の性能を出し切れなかった。次のモンツァテストでは思い切り走りたい」と意欲満面でサーキットを後にした。
 山本左近はどうだったか。彼は初めて走るイスタンブールパーク・サーキットに感激したようだ。アップダウンがあり、高速から低速コーナーまでが組み合わされたテクニカルコース。ドライバーのやる気を引き起こすサーキットだ。予選でもチームメイトの琢磨をしのぐタイムを記録、やる気満々だった。ところが勢い余ったか、23周目の第1コーナー出口でスピン、エンジンを止めてしまい、無念のリタイアとなった。
 左近にはもう少し“ていねい”なレースをして欲しい。“ていねい”とはゆっくり走ることではない。シューマッハーやアロンソのように速くても破綻せず、最後まで走り切る努力をするということだ。その点は琢磨を大いに見習わなければならないだろう。次は、超高速のイタリアGP。大きな難関だが、そこをクリアすれば、先が見えてくるはずだ。

SAF1 Offical Website より
posted by カンジMD at 00:05 | Comment(1) | TrackBack(1) | SAF1

2006年08月12日

スーパーアグリF1チーム インサイド・レポート by 赤井邦彦

第13戦ハンガリーGP「初めてのレインレースで」
「寒いねえ。これじゃあタイヤも温まらないだろうなあ」というのは、第13戦ハンガリーGPが行われたハンガロリンクのパドックで最も多く耳にした言葉だ。1週間前にあった灼熱のドイツGPでは、路面温度が50℃近くにもなる暑さで、その対策が勝敗を決したといっても過言ではない。ハンガリーも暑そうだ、というのがその時点での予想だった。
 ところがどっこい、あけてびっくりハンガリー、だった。火曜日は予想どおりの暑さだったものの、水曜日から次第に気温が下がり、練習走行が始まった金曜日には気温20℃、路面温度30℃以下。予選の行われた土曜日もほとんど変わらぬ気温だった。頭を抱えたのはタイヤメーカーである。
 ブリヂストンの浜島裕英モータースポーツタイヤ開発室長が分析する。
「ドイツの時点ではハンガリーは非常に気温、路面温度が高くなると予想されていました。ドイツでかなり攻撃的なコンパウンドにトライして成功した我々は、ハンガリーにはさらに攻め込んだモノを持ち込んだのです。ところが完全に的が外れてしまいました」
 柔らかいコンパウンドのタイヤは、あまりに温度が上がらなければ、コンパウンド表面のゴムが硬くなって走行中に削ぎ落とされる。これも一種のグレイニングだが、通常のそれとは違い、走行を重ねてもその症状が消えることはない。その症状を消すには、ホイールのキャンバー角を変え、タイヤの接地部分の面積を変化させることが必要になる。ただし、これをやるには相当のデータを持っていることが条件だ。

 スーパーアグリF1チームは、ドイツGPでデビューさせた新車SA06の空力パッケージを煮詰め、ハンガリーに持ち込んだ。ハンガロリンクは年 18戦あるレースの中でモナコ同様のハイダウンフォース・サーキット。その特性に合わせてより大きなダウンフォースを得られるような変更を行ってきたのだ。
 スーパーアグリF1チームの弱点は、他チームと比べて絶対的なリソースの不足だ。SA06のように新車を開発してきても、ぎりぎりの時間でそれが出来上がるという調子で、実戦レース前に十分なテストができない。ほとんどいつもぶっつけ本番でレースに臨まなければならない。SA06にしても、ドイツ前にシルバーストンの一部を使ってシェイクダウンを行ってきただけだった。ドイツの後はもちろんテストなどの時間はない。結局ドイツで走ったマシンをそのまま持ち込み、そこにリーフィールドの工場で準備したハンガリー用空力パーツを組み込んだのだった。
 そもそもSA06と言えど、完全な新車ではない。フロント部分はほぼSA05のままであり、リヤをSA06に変更している。レースカーはリヤの安定が高い走行性能に繋がるとされており、SA06でもリヤを進化させたおかげで安定性と高いトラクションが生まれたとドライバーは表現する。
 しかし、フロントに関してはやはりグリップが向上せず、コーナリングで理想的なラインをとることにドライバーは難しさを感じている。佐藤琢磨言うところの、突然のオーバーステア、突然のアンダーステアが生じるのだ。しかし、次戦トルコGPからはフロント部分もキールのない新しいものになる。これでやっと SA06の完成ということになるが、それまでは我慢のレースを強いられる。ハンガリーGPも同様だった。

 さて、そのハンガリーGPだが、佐藤琢磨と山本左近は金曜日からテストを想定した積極的な走りこみに徹した。琢磨が27周、左近が32周。このレースには3号車を持ち込んでいないから、ふたりの仕事量は従来に増して多い。もちろん、左近にとれば初めてのハンガロリンクだけに、走り込んでコースを覚えることが重要な仕事でもあった。
 土曜日になると、午後は予選のアタックを考慮に入れたセットアップをしなければならない。しかし、琢磨は午前中にシャシーのフロアに問題を抱え、タイヤ選択が精一杯だった。午後の予選では琢磨がミッドランドのクリスチャン・アルバースをかわして20番手グリッドに。だが、Q1を通過することはできず、フラストレーションの溜まる予選になった。左近は予選のタイヤ2セット目のアタックでミスを犯し、最初のタイムを更新できなかった。そのため、グリッドは最後尾になった。
 鈴木亜久里チーム代表は「ふたりともよく頑張ってくれている。ただ、いかんせんクルマのスピードが遅いので、好タイムに繋がらない。期待は完全な新車の SA06が出てくるトルコに繋ぐしかないが、それまではふたりのドライバーに我慢して走ってもらわなければ」と予選を振り返った。

 決勝レースは、予選より難しかった。レース当日の日曜日、朝から激しい雨が降り、コースは完全なウエット。佐藤琢磨も山本左近もスーパーレイン・タイヤでのスタートになった。ブリヂストンはスーパーレインとスタンダードレインの2種類のタイヤを用意したが、フェラーリを始め他のブリヂストン勢は全員スタンダードレインでスタートした。ブリヂストンとしてはスーパーレインで行って欲しかったらしいが、シューマッハーはスタート前に何周も比較走行をしてスタンダード選んだので、ブリヂストンは彼の判断に任せるしかなかったという。
 だが、スタンダードレインは日曜日の雨の状況には残念ながら合わなかった。コンパウンドが硬すぎたのだ。それによってササクレが出て、まるで氷の上を滑っているようだったという。スーパーレインを選んだSA06は、その点若干グリップはあったらしいが、いかんせんクルマ自体のダウンフォースが不足しており(それがスーパーレインを選んだ理由でもある)、まともにライバルと争える状況ではなかったという。
 琢磨はうまいスタートを切り、第1スティントは満足のいく走りができたようだ。ところがセーフティカーが入って、少し路面の状況も改善されてきたためにスタンダードレインに交換したあとはタイヤが温まらなくなり、ラップタイムは極端に低下した。それに追い討ちをかけるようにクラッチが問題を抱え、次にギヤボックスが泣き出した。3速ギヤが使えなくなったのだ。これでは琢磨の信条である攻撃的なレースはとてもできず、完走狙いの走りに徹することが唯一残された方法だった。その狙いは見事に当たり、13位完走。ただし、トップから5周遅れだった。
「こんな状態のクルマで、こんなでこぼこのレースを完走できたのだから良かったということです」と琢磨。
 左近はあっけないレースだった。スタートして第1コーナーまで走ってブレーキした途端、エンジンが止まったのだという。結局リカバリーもできず、その場でリタイア。ドイツでも1周でレースを終えており、2レースでたった1周しか走れないとなると、とてもテストの意味もなくなる。ブレーキが奥過ぎたのか、何か制御系の問題か、原因は調査中だという。それにしても、最初は確実な完走狙いのレースでも仕方ないと割り切って走るべきだ。クルマの性能などを考えると、最初から攻撃的なレースをしても無駄だということを、左近は知るべきだろう。トルコではぜひ完走して欲しい。

SAF1 OfficialWebsiteより
posted by カンジMD at 20:42 | Comment(0) | TrackBack(1) | SAF1

2006年08月06日

ハンガロリンクに「浜ちゃん」登場!

何と!「ジャンクスポーツ」の取材(多分)でハンガロリンクのパドックに浜ちゃんの姿が!


関連記事

けんさわのサーキット便り。2006より


>>まだ放映予定は未定なんですと。今回は人形やなしに本人の登場!それで「アグちゃん2号」にステッカーがあったんねぇ〜。(納得!)遂にSAF1のスポンサーになったんか?そういえば、左近のメットにもステッカーが!



頼むぞ!アグちゃん2号!

posted by カンジMD at 18:04 | Comment(8) | TrackBack(5) | SAF1

2006年07月29日

スーパーアグリの「赤外線タイヤウォーマー」使用禁止

そっ…そんなー!
もう少し暖かい目で見守ってやってくださいよー!(汗

詳しくは、F1通信さんへ!
posted by カンジMD at 13:39 | Comment(8) | TrackBack(0) | SAF1

マーク・プレストン Q&A

Q目標は何ですか? どこを目指しているのでしょう?
A目標は、ミッドランドF1とレースをすること。そしてチャンピオンシップの10位ですね。


熱く語ってます。
詳しくは、F1通信さんへ!
タグ:SAF1 SA06
posted by カンジMD at 13:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | SAF1

2006年07月25日

気になるSAF1からみ。。?

バリちゃん来シーズン限りで引退?
 正式にはSAF1に関係はないのだが…影響がありそうなので!(笑)


アンソニーSAF1へ決定?
 って、左近は?

どのみち、来期07・その翌年08にむけてドライバーズシャッフル(琢磨の本家復帰の線)が話に上っているということですか?


詳しくは、F1通信さんへ!
posted by カンジMD at 11:45 | Comment(0) | TrackBack(2) | SAF1

2006年07月24日

こっそり

TOPバナー差替えてみたなり…
posted by カンジMD at 22:38 | Comment(5) | TrackBack(0) | SAF1

2006年07月22日

06シーズンはここから!


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鈴木亜久里は、来週のドイツGPでの新しいSA06シャシーのレース・デビューを「2006年シーズンの本当のスタート」であると述べているそうです。

その気持ち、判るなー!(笑)

詳しくは、F1通信さんへ!
posted by カンジMD at 21:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | SAF1

2006年07月18日

第11戦フランスGP「ありがとうフランク、そしてSA05」

スーパーアグリF1チーム インサイド・レポートby 赤井邦彦

アップされました。


●今週の水曜日にイギリス・シルバーストンの南コースでシェイクダウンテストを行う。←つまり明日?

↑↑↑↑↑↑↑
はい!ここ注目。

posted by カンジMD at 17:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | SAF1

2006年07月15日

フリー終了後のコメントっす。

スーパーアグリF1チームは、本日マニクールのサーキット・デ・ヌヴェールのフリー走行を行い、好調にフランスGP週末のスタートをきった。琢磨とフランクが予定した走行プログラムの大部分を完了したが、左近のマシン・クルーは、今日の進歩を妨害する小さい問題に直面した。


佐藤琢磨
「天気がとても暑くて、最初はグリップがほとんどありませんでした。走行のたびにマシンのセットアップが進歩したので、最終的に見つけたセットアップにはかなり満足しています。今日は通常のタイヤプログラムを行いましたが、高い気温を考えれば、マシンはよく走っているようです。トラックはあと2日間でさらによくなるはずなので、明日の午前中はセットアップを進歩させ、いい予選セッションにしたいですね」

フランク・モンタニー
「今日はかなりよかったです。午前中のセッションはうまくいったし、午後は気温のせいでちょっとした問題が発生しました。でも週末の残りは大丈夫でしょう。あとはもう少しセットアップを詰めるだけで、気温も下がると思います。残念ながら、最速ラップはブルツに邪魔されたので、最速タイムはもう少しよかったはずです。でも今日の仕事にはかなり満足しています」

山本左近
「午前中は残念ながら完璧な1日の始まりというわけではありませんでした。マシンにトラブルが発生してかなりの時間をロスしたので、予定したプログラムが終了できませんでした。午後は本当に頑張って、すべきことを達成できました。チーム全体が頑張っています。あす、あさってのためにいくつかいいデータを出すことでみんなに協力できて満足です」

鈴木亜久里チーム代表
「我々にとってはかなりよい金曜日でした。左近は午前中トラブルがありましたが、それを修正して午後はブリヂストンタイヤの比較を続けることができました。これにはかなり満足しています。タクはマシンのセットアップにかなり満足しているようですが、フランクは最速ラップで渋滞につかまったので、あまり喜んでいないかもしれません。そうは言っても、予定していたプログラムをほぼ全て完了することができたので、まあまあの1日でした」


佐藤琢磨
シャシー:SA05-05
フリー走行1回目:15位 10周 1分21秒160
フリー走行2回目:23位 22周 1分19秒996

フランク・モンタニー
シャシー:SA05-02
フリー走行1回目:14位 11周 1分20秒790
フリー走行2回目:28位 14周 1分21秒132

山本左近
シャシー:SA05-01
フリー走行1回目:16位 11周 1分23秒891
フリー走行2回目:29位 32周 1分21秒969

-superaguri-


F1通信さんより



モンタニーも母国でがんばれー!
posted by カンジMD at 08:19 | Comment(2) | TrackBack(1) | SAF1

2006年07月13日

2006年フランスGP プレビュー

北米ラウンドを終え、ファクトリーのあるイギリス・リーフィールドへ戻ったSUPER AGURI F1 TEAMは、グランプリ100周年記念となるフランスGPと、今月末にホッケンハイムでデビューを飾ることになるニューマシンSA06の導入へ向けて、準備作業に全力で取り組んできた。現在、SAF1のスタッフ数はわずか135人にすぎず、これまでも目標の期日に作業を間に合わせるのは困難を極めたが、成長と発展を目指し、チーム全員が常に110%の努力を続けている。

今回のフランスGPではフランク・モンタニーが再びセカンドドライバーを務め、山本左近が金曜日のフリー走行でサードドライバーという重要な役割を務める。SA06の発表の場となるドイツGPからは、山本左近がSUPER AGURI F1 TEAMのセカンドドライバーとしてレースに出場することになる。

「グランプリ」と呼ばれた最初の自動車レースは1906年にルマン近郊で開催されたフランスGPだった。1,238kmを2日間かけて走るというレースで、ルノーを駆ったハンガリー人のフェレンツ・シスが優勝を果たしている。1950年以来、フランスGPは1955年を除いて、毎年開催されている。現在はヌベールのマニクール・サーキットで開催されているが、その前はクレルモン・フェラン(4回)、ディジョン(5回)、ル・キャステレ(14回)、ルマン(1回)、レーム(11回)、ルーアン(5回)と、合計7カ所のサーキットで行われてきた。これを上回るのは8つのサーキットで開催されてきたアメリカGPだけだ。

マニクール・サーキットでは1991年からフランスGPが開催されているほか、2000年からはオートバイレースのボルドールが行われている。4.411kmのコースは2003年にデザインが変更され、各コーナーには“エストリル”コーナーや“アデレード”ヘアピンといった、他のサーキットの名前が付けられている。高低差がほとんどないフラットなコースであり、オーバーテイクのチャンスは少ない。

佐藤琢磨
「このフランスGPは現在のマシンであるSA05で戦う最後のレースだ。スタンダードなエアロパッケージを用いる予定なので、厳しい週末になることが予想される。北米ラウンドはローダウンフォース寄りのエアロパッケージだったが、スピードと戦闘力という意味では北米ラウンドの勢いをキープしていかなければならない。いいレースになることを期待している」

フランク・モンタニー
「マニクールはF1ドライバーには人気の高いサーキットであることもあり、再び訪れることができてうれしい。このサーキットは高速シケインと低速コーナーがミックスされたバランスのいいコースだ。当初はこのレースでニューマシンが発表される予定だったが、このフランスGPがSA05での最後のレースとなった。SA06が導入されるドイツに先駆けて、全力を尽くし、いいレースにしたい」

山本左近
「再びマニクールを訪れて、グランプリ100周年を共に祝えることをとてもうれしく思う。これまで3レースで金曜日のフリー走行を走ってきたが、多くのことを学ぶことができた。また、チームに役立つ重要な情報をフィードバックすることができたのではないかと思っている。マニクールはF3で走った経験があるので、再び走るのが楽しみだ。チームは毎日のように進歩を続けているし、モチベーションも高い。だから、フランスもきっといい週末になると思う」

鈴木亜久里 チーム代表
「アメリカGPでは琢磨の予選結果が良く、過去最高のポジションからスタートできたが、レースはリタイアというチームにとっては非常に残念な結果に終わった。目標はこれまでと同じ2台揃ってのレース完走だが、願わくばフィニッシュ順位を上げていきたいと思う。チームの士気は依然として非常に高く、待望のニューマシン導入も楽しみだ。それまでは厳しい戦いが続くと思うが、これまで同様、SA05での最後のレースとなるフランスGPからも学ぶことは多いだろう」


Magny-Cours, Nevers

14 - 16 July 2006


SAF1 Official Website より
posted by カンジMD at 23:05 | Comment(0) | TrackBack(3) | SAF1

2006年07月02日

ドライバーは既に決まっている!

ドイツGPであぐちゃん2号と共に発表か??
続きを読む
posted by REDFIVE R.E.H at 12:45 | Comment(0) | TrackBack(4) | SAF1

2006年06月30日

スーパーアグリF1 新車SA06ドイツGPから!

ア グ ち ゃ ん 2 号


ド イ ツ G P デ ビ ュー 決 定 !
 


参照記事
 




もう二戦だけ 頼むぞ! アグちゃん1号

             posted by こっそり
posted by nonochi at 11:28 | Comment(0) | TrackBack(2) | SAF1

2006年06月25日

カナダGP公式予選

ネタバレあり


*録画方々は取り扱いに注意願います。*
続きを読む
posted by REDFIVE R.E.H at 08:35 | Comment(0) | TrackBack(3) | SAF1

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